気楽にやるのも大切です

 おはようございます。

 

 私は歌でもピアノでも何でも、上達するには努力が必要だと考えますが、一方で気楽にやるのも大事だと思っています。

 

 確かに努力は必要なのですが、余りにも「頑張らねば、頑張らねば」と気負い過ぎると、練習する際に余計な力みが生じてしまいそうですし、第一、歌うことがただ辛くなってしまいそうだからです。

 

 入試まで半年の時点で音大受験を思い立ったのなら、ただひたすら頑張ってもらいたいですが、趣味の方ならそこまで気負わず、気楽に取り組みましょう。

 

 努力のための努力をしてしまうと「歌う喜び、楽しさ」が減る恐れがあります。努力をするのは上達して歌う喜びを増やすためです。それ自体が目的ではありません。

 

 努力が辛くなったら、まず何のために歌を始めたのか思い出してみましょう。そしてその目的と今の辛さをすり合わせて、落としどころを見付けましょう。また、どういう状態なら歌っていて楽しいかも考えてみましょう。それでも答えが出なければ、「死ぬようなことではないから、まあいいや」と開き直って、しばらくぼんやりするのもいいかもしれません。無責任なことを言うようですが。

 

 どの程度頑張るかはなかなか難しいですね。