音楽をやる人は運動をしましょう

 おはようございます。

 

 題名の運動というのは勿論体育的な意味での運動であり、「自由民権運動」などの社会的な働きかけの意味ではありませんよ。

 

 何をやるにしても、健康は大事です。特に声楽の場合、音を鳴らす主体が自分の体しか無いので、ときどき運動して健康状態を良好に保ちましょう。心身の状態が悪いと良い声も出にくいです。

 

 また体力が無いと、体力的にきつい仕事ができないので損です。数年前海外に演奏旅行に行ったのですが、私は病気がちで体力が無いため、現地での頻回のバス移動に疲れ切り、何とか全ての本番に出演できたものの、ギリギリの状態でした。同じことをもう一度やれと言われたらさあ、できるかどうか。健康の大切さ、体力の大切さを痛感した次第です。

 

 健康状態が悪いと意欲も失われがちになるので、何かに挑戦する機会を逸することもあります。これも音楽をやる上では損です。ですから、もし本格的に音楽をやりたい人は、練習時間を削ってでも何かしら運動をすることをお勧めします。ジョギング、水泳などがよいようです。

 

 ただもし、十日に一度水泳をするが、普段の移動は全て車、階段は上らずに常にエスカレーターかエレベーターを使うという人は、水泳をするよりも日常生活の中で自分の足を使う方がよいでしょう。特別な運動より生活の中に鍛錬が組み込まれている方が長期的にはよいと思います。車でジムに行ってトレッドミルで走っている人を見ると、近所で走ればいいのにという気がします。

 

 ちなみに私は今までに水泳や縄跳びで肉体改造を試みましたが、結局は挫折してしまいました。今はウォーキングと腕立て伏せ等の軽い筋力トレーニングをやっています。これでもやらないよりはましでしょう。