やる気が出ないときの対処法

 おはようございます。

 歌を学んでいると、どうしても練習をする気が起こらなくなるときがあります。これは人間である以上、仕方がありません。私自身も最近、気温や気候が変わりやすい今の時期が苦手なのもあり、あまりやる気が出ません。そういうときどう対処するか、いくつか対策を述べます。


①関係のない歌を歌ってみる

 今取り組んでいる歌の練習をしなければならないと強く思い過ぎることが負担になっている場合があります。そういうときは関係のない歌を歌ってみましょう。歌う義務のない歌を歌う訳です。したがって、ロック、アイドルソング、歌謡曲等何でもいいので、ただ楽しんで歌える曲を歌いましょう。それで楽しくなったら、その勢いでいつもの練習に戻れる場合があります。


②ピアノ(他の楽器も可)を弾いてみる

 これはより周辺から攻める、言わば外堀から埋める方法です。歌を歌う気にならなくても、ピアノならちょっと弾いてみてもいいと思えるときは、まずピアノの前に座りましょう。そしてクラシックである必要は全くありません、何か適当な曲を弾いてみましょう。ポップスでもアニメソングでも演歌でも結構です。

 弾いているうちに「音楽は楽しいな」と思えるときがあります。そうなったらしめたものです。そのまま弾いていると「歌ってみてもいいな」という気になることが多いです。そこで歌の練習に切り換えましょう。


③諦める

 もう本当に、ピアノさえ弾く気が起こらないほどやる気が出ないときの最終的な対処法です(対処も何も諦めてしまう訳ですが)。やる気のなさが問題になる背景には、人間はいつもやる気を出し続けなければならないという強い思いがあります。しかし人間は一定のやる気を保つことはできません。そのことを正面から認め、「そのうちやる気が出るだろう」と思ってその日は諦めます。やる気がないまま死んでしまうことはないので、勇気をもって諦めます。

 ただ、受験生の場合は①や②の方法で早めに日々の練習に復帰するのが望ましいでしょう。人によっては、一日の中でやる気の出やすい時間帯が大体同じという場合があるので、そのときに①や②の方法を使うと効果的です。


 歌をやっていると色々なときがありますが、うまく乗り越えていきましょう。